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円盤に乗せる想い

まどか☆マギカ、かずみ☆マギカ、おりこ☆マギカ。
どの物語にも、多かれ少なかれ描かれている魔女の気持ちって考えたことありますか?

まどか☆マギカ本編で描かれた救済が行われるまでは、魔法少女達の避けようのない運命のひとつとして、魔女化というものがありました。

チーズが食べたかったり、憧れのアイドルをテレビで鑑賞したり、想い人の演奏が聴きたくて専用ホールを作っちゃったり、あらゆる生命を救済したくてこの世のすべてを天国に導いたり。

物語中に描かれたり、描かれなかった魔法少女達の想いを反映するのが常のようです。

もちろん、誰だって魔女になんかなりたくなかったんですよ。

今回は、かずみ☆マギカに出現したある魔女の姿について考えて見ます。

かなりネタバレで行きますんで、単行本4巻、もしくは連載を最後まで読まれた方のみどうぞ。















絶望のまま終わらせても良いのか

というわけで、今回もこの人について考えてみます。

もともとサキさんは妹スキー。

スズラン育てて

妹が好き過ぎてしょうがないのでお嫁に行かせないほど。

それは叶わん夢だなあ

そんな妹がなくなったとき、絶望し、死に掛けました。

スズランを永遠に咲かせ続ける、そんなロマンティックな願いで魔法少女になりました。

でもその後ミチルを失い、マレフィカファルスを製造し始めるにあたって、サキさんが変わり始めます。

だいすきミチルを取り戻すため、破戒の魔法に手を染め、そして、失敗を繰り返します。




サキさんは、魔女化する前、本気でかずみを処分するつもりでした。
といっても、マレフィカファルス軍団だって処分できなかったのに、あれだけ出来の良かった作品を自ら手をかけるなど、そう簡単に出来ようはずがありません。

魔女の姿をとるかずみをみて奮い立てるように宣言し、みらいとの合体魔法で熊を差し向けます。

続けて鞭を叩きつけようとしますが、気を取り戻したカオルに間一髪阻止されます。

魔女化したかずみはもうとめられない、自分達で手をかけるしかないと思い込むサキ。

でも、カオルと海香がそんなサキを引き戻します。

アタシがかずみを守ると

ここが手を止める最後のチャンスだった気がしますが、すでに手を出した後。

今更手を止めたところで、自分がかずみに手をかけた過去は取り戻せません。

サキさん後悔

しかも直後に隙をみたみらいちゃんが大剣を以って一等両断、マレフィカファルスを真っ二つにしてしまいます。

しかし、グッジョブ! ニコさん。いや、カンナさん。
すでにかずみは回収済みで、切り捨てたのはかずみに見立てたダミーでした。

kazumi_magica_110.jpg

しかし、目の前で、かずみが斬られるのを目の当たりにしたサキさんのジェムは殻が割れ、ジェムが真っ黒に濁りきってしまいます。

助けるまもなく、カンナの手によりイーブルナッツを埋め込まれ、魔女化が始まります。

サキさん魔法で抵抗

必死で魔女化に抵抗するが手遅れ、みらいの手の中でサキさんは力尽きます。








カズミを取り戻したかったサキさん。

スズランを永遠に咲かせ続けたかったサキさん。

失敗作に思い入れをして一人で手を下せなかったサキさん。

すべてがうまくいかないサキさん。


マレフィカファルスに記憶を与えるのをやめた時点で、それがもう、和紗ミチルでないことは分かっていたはずなんです。

もう本人は還らないけど、例えるなら妹のスズランのように、偶像崇拝的な意味で今のかずみを見ていたはずなんですよね。


そんなサキさんが魔女化し、とった姿がこれです。

ネビュラディスク

4巻巻末によれば、『ネブラディスクみたいな』魔女、です。

聞きなれない言葉ですが、検索したらすぐに見つかりました。

ネブラ・ディスク (Wikipedia)

ネブラ・ディスクとは、2002年にドイツ中央部、ザーレラン地方の街で発見された円盤。直径約32cm、青銅製で約3600年前に作られた人類最古の天文盤であると2005年ドイツの研究チームが結論づけた。盤の上には金の装飾で太陽と月、星(プレアデス星団)が模られ、太陽暦と太陰暦を組み合わせた天文時計である。日本では、愛知万博で展示されたことがある。



天文盤ですから、地上にいる人々が空に輝く太陽、月から時を計り、そして星々の運行を追いかけるのに使用します。
しかも、Wikipwdiaの参考画像にあるネブラディスクには、プレイアデス星団が描かれています。
夜空を眺めることは出来ても決して手の届くことのない星々です。

もう、なんか、とても悲しくなりました。

サキさんが最後にとった姿は、夜空を眺めることは出来ても決して手の届くことのない観測者達の円盤、ネブラディスクだったのです。

しかもよくみると、星々の代わりに花、スズランがあしらわれています。

彼女が死に際に見ていたのは、魔女かずみでもなく、プレイアデス星団でもなく、1咲きのスズランの花、でした。

これが房になっていたら、妹の花なんだ、と分かります。

でも違うんですよね。

彼女は最後まで、目の前にいる少女をとおして、たった一人の少女を見つめていました。

眺めることはできても決して手の届かない存在、和紗ミチルを想い、力尽きました。

スズランの花言葉は、純潔、純愛、だそうです。

テーマ:魔法少女まどか★マギカ - ジャンル:アニメ・コミック

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nekoteitoku

Author:nekoteitoku
漫画・アニメ・小説の考察をメインでやっています。
かずみ☆マギカとかまどか☆マギカあたりの話題が多め。
精霊使いの剣舞も応援しています。

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