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『夢色スプーン』の行き先

けしからん!

あいりちゃんの衣装ってつくづくけしからんですよねー。



飛鳥ユウリの衣装は癒し系セクシーナースって感じなのに、杏里あいりの衣装があんなとんでもないことになったのは、契約時の精神状態が大きく影響されているのかなー、とか思ったりします。

目の前で倒された化け物の正体を知り、ユウリの願いを知り、そして自分が誰に向って「ありがとう」なんて言葉を発したのかを知り、彼女は壊れてしまいました。

あすなろドームの戦でああなったのも、そんな状態のまま契約したため、普通ではない感情が強化、固定化されたからかもしれませんね。

あのとき、地面に落ちたスプーンさえ見つけなければ、もっと違う人生を歩めたかもしれないのにね。

というわけで、飛鳥ユウリが持っていたスプーンについて考えてみましょう。
飛鳥ユウリのスプーン、『夢色スプーン』については、以前こちらに書きましたが、あらためて整理したいと思います。

スプーンの持ち主は、杏里あいりの親友飛鳥ユウリ。

ショートストーリー『ユメイロスプーン』によると、子供の頃に憧れの料理人、スライス秋山さんの番組に出演し、もらったものだそうです。

七色にきらめくスプーンはペンダントになっています。

飛鳥ユウリはそれを『夢色のお守り』と称して、いつも誇らしげに首に下げていました。

飛鳥ユウリがそれを杏里あいりに預けたのは、あいりが病気で入院し、見も心も弱りきったときでした。

「夢色のお守り。アタシが戻るまで持ってて」

そう言って飛鳥ユウリは姿を消し、そして、杏里あいりの病気が劇的に回復しました。

医者も信じられないような回復を遂げた後で、杏里あいりは知ってか知らずかスプーンのことを『魔法のスプーン』と呼び、飛鳥ユウリに感謝をしました。

このあと、しばらく杏里あいりがスプーンを身につけていたようです。

しばらく後に、飛鳥ユウリが料理コンクールの決勝戦に出場できることになりました。

彼女が料理上手であることは、杏里あいりも以前から知っていましたが、決勝戦まで行くなんて、とても大変なことです。

杏里あいりは手元にあったデザートの記事を見ながら「ユウリが優勝したらごごちそうしてあげる」と約束し、飛鳥ユウリにスプーンのお守りを返しました。

「今度はユウリをお守りください」

自分の病気を治した御利益が、持ち主であるユウリにも届くよう、お祈りをしました。

しかし、決勝戦の場に、飛鳥ユウリは姿を現しませんでした。

観客席にいた杏里あいりが外まで探しに行くと、突然景色が変わり、背後に今まで見たこともないような巨大で醜悪な化け物が姿を現しました。

その化け物が杏里あいりに手をかけようとした時、どこからか姿を現した少女達が巨大な矢のようなもので串刺しにし、倒してくれました。

異様な景色が元に戻った後で、杏里あいりが訪ねました。

「い、今の化け物は?」

化け物を倒した少女の一人が警告を発します。

「深入りしない方がいいよ」

杏里あいりは事態が飲み込めませんでしたが、その少女達にこう言いました。

「助けてくれて、ありがとうございました」

謎の少女達が消えた後、現場に光るものを見つけました。

拾い上げてみると、それは、親友飛鳥ユウリに返したはずのスプーンのお守りでした。




単行本第2巻の表紙や扉絵にあるように、杏里あいりはスプーンのお守りを身に着けています。

どちらの絵もスプーンに視線が行くように、工夫がされていますね!

第2巻の表紙は、元々暗めの配色のところに白い太字で「かずみ☆マギカ」のタイトルロゴがあります。

ごく自然に視線が右上に誘導され、巻数「2」に来たところで、ユウリ様の下げるスプーンが飛び込んできます。

絵全体としてはかずみちゃんの鋭い視線、ユウリ様のお下げ、そして拳銃に目が行きますが、やっぱり最後にスプーンの浮き上がるような光臨の効果に目を取られてしまいます。

扉絵なんて、美術的にもっとも大事なところ、黄金長方形で言うところの無限の長方形の行き着くところに夢いろスプーンの輝きですよ。

ここまで強調される『夢色スプーン』が、ただの小道具であるはずないですよね。



ところで、杏里あいり(ユウリ様)を倒したかずみちゃんですが、以前、こんな考察を行いました。

 料理上手な女の子
 後天的能力説
 マレフィカファルス生成別人関与説
 もう一人の料理人
 もうひとつのカズミノモト
 杏里あいりが最後に見たもの

たくさんありますね。

最後の2つだけでも見ていただくと分かるんですが、要は、今のかずみを生成する要素のひとつに、飛鳥ユウリの要素(記憶など)が使われているんじゃないかという、そういう話です。

そのような仮定があると、今まで読んでいた杏里あいり、飛鳥ユウリ、そして夢色スプーンの物語の意味が大きく変わってきます。

だったらわたしも一緒に背負うから

ユウリ様を倒したかずみが、彼女の残したスプーンのお守りを拾いました。

かずみに飛鳥ユウリの要素が組み込まれているとすると、ある意味、スプーンは元の持ち主に返された、ということになりそうです。



さて、スプーンを拾ったかずみですが、その場で泣きながら飛鳥ユウリ、杏里あいりの死を背負い、生きることを誓います。

かずみ☆マギカにおける「生きる」は、ある意味「食べる」ということですから、死んでしまった2人の分まで、かずみが食べていくということを意味します。

そう、バケツパフェです。

杏里あいりが飛鳥ユウリに約束をしたデザートが、ビストロ・タチバナのバケツパフェでした。

写真の顔がそのまんま立花さんですので、あの立花さん当人の作るバケツパフェであることは間違いありません。

立花さんが出してくれたそのメニューは、採算がとれないから新しい店で出さないことにしていたはず。

これは、杏里あいりの記憶を引き出したかずみが立花さんにねだって出してもらったと考える方が自然ですね。

テーマ:魔法少女まどか★マギカ - ジャンル:アニメ・コミック

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nekoteitoku

Author:nekoteitoku
漫画・アニメ・小説の考察をメインでやっています。
かずみ☆マギカとかまどか☆マギカあたりの話題が多め。
精霊使いの剣舞も応援しています。

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