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聖カンナと神那ニコ

物語中、聖カンナ(ひじりかんな)の名を持つ少女が二人出てきます。

幼少時代に事件を引き起こしその罪にさいなまれ続けた少女『聖カンナ』と、「事故がなかった」という『if』の『聖カンナ』。

後者は、オリジナルの『聖カンナ』の契約時に現実のものとなり、オリジナルの『聖カンナ』の名を譲られました。

現実の自分と空想の自分

人格こそ2人分ありますが、両者は本来同一のものであったはずなのに、どうしてこれだけの違いが出てきたのでしょうか、ちょこっとだけ考えてみたいと思います。

紛らわしいので、オリジナルの方を『神那ニコ』、ifが現実化した方を『聖カンナ』と記します。


インキュベーターに自分の正体を教えられた『聖カンナ』は自分を作り出したニコのことに怒りを感じました。

そんなことしなくても事件の記憶を消せばいいじゃない

だって、『神那ニコ』が引き起こした事件がトラウマとして残っているなら消せばいい、とそう思うからです。

そういう不条理な願いを叶えるのが、魔法少女契約だからです。

でも『神那ニコ』はそうしませんでした。

自分の犯した事件を忘れず、背負って生きていくことを彼女は選択しました。

事件の記憶を消せばいいという『聖カンナ』と、自分の罪からは逃れたくない『神那ニコ』は元々同一だったはずなのに、どうしてこれだけの違いが出るのでしょうか。

これはもちろん、『神那ニコ』の願いが原因と考えるべきです。

『神那ニコ』は自分の背負う罪の重さから事件が起きなかった、罪なんて犯さなかった自分を空想し、そこに自分を投影することでなんとか自分を保ってきました。

それは彼女が自分を見失わず、行き続けるために必要な儀式のようなものだったのでしょう。

和紗ミチルやインキュベーターと出会ったとき、彼女は空想上の自分が本当にいたらみてみたい、そして罪なんて知らずに幸せな人生を送ってほしいと願い、魔法少女契約を結びました。

だからこそ、そんな空想から生まれた『聖カンナ』は『神那ニコ』が犯した罪を受け入れられず、「消してしまえばいい」と言えるのでしょう。

逆に言うと、『神那ニコ』が一人で抱え込もうとした罪について受け入れることができたら、そのときこそ『聖カンナ』は『神那ニコ』と同一であると言える存在になるのでしょう。




名前と苗字を入れ替えてもそれなりに通る、というマギカシリーズの習わしを逆手にとった命名ですよね、神那ニコ。

テーマ:魔法少女まどか★マギカ - ジャンル:アニメ・コミック

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nekoteitoku

Author:nekoteitoku
漫画・アニメ・小説の考察をメインでやっています。
かずみ☆マギカとかまどか☆マギカあたりの話題が多め。
精霊使いの剣舞も応援しています。

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